◆障がい者歯科・鎮静下治療

・全身的な疾患をお持ちの方
・通常の歯科治療が困難なお子様
・嘔吐反射の強い方
・歯科治療に対しての恐怖心が強く、治療が受けられない方
・車椅子の方
   
上記の方に加えて、
・先天的・後天的障がいにより通常の歯科治療が困難な方
 
の歯科治療を行っております。
患者さまの状態に応じて、全身への負担やストレスをできるだけ少なくした治療を目指しております。


~治療の流れ~

◆初診・相談◆
患者さま、ご家族と治療へのご希望や不安点などを相談します。
全身状態やこれまでの歯科受診歴などを詳しく問診を取らせていただきます。
当院は駐車場もあり、全フロアーバリアフリーですので、車椅子の方でも安心して診察室内までそのまま移動していただけます。
また、全室個室でプライバシーが保たれますので、ご安心ください。

◆診査・診断◆
患者さまに一番合った治療方針を決めていきます。
必要に応じて、全身状態把握のために主治医と連絡をとらせていただき、治療方針を相談いたします。
また、鎮静麻酔を行う場合、安全に治療を受けていただくために、内科受診をしていただき、全身状態のチェックをしたり当院麻酔医との面談を設けることがあります。

◆治療◆
患者さまにとって最も良い方法で治療を進めていきます。
全身疾患をお持ちの方で、必要な場合は血圧や心拍数、心電図などをモニターチェックしながら治療を進めていきます。 
鎮静下での歯科治療が必要な場合は、歯科麻酔専門医による鎮静麻酔のもと、安全な治療を行います。

◆定期検診・クリーニング◆
患者さまに合わせた間隔で、定期的に検診・クリーニングを行うことにより、患者さま自身にも通院に慣れていただくことができ、虫歯の早期発見・早期治療、予防処置、歯周病の管理などを行います。


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~鎮静下での歯科治療について~

歯科治療に恐怖心・不安があって、どうしても治療をうけられない、嘔吐反射が強く歯科治療に大きな苦痛を伴う、知的・身体的障がいをお持ちで歯科治療をスムーズにうけられない・・・
誰にとっても、歯科治療は大きなストレスと恐怖を伴う処置です。
定期検診やお口の清掃トレーニングは鎮静麻酔を行う必要がないことも多いのですが、歯科治療やクリーニングとなると、なかなか思うようにお口を開けられない方もおられます。
     
無理やりに行う治療は心にも体にも大きなストレスとトラウマを伴います。
歯科治療は狭くて視野の悪い場所で行うたいへん精密な処置です。動いたり、視野の悪い状態で行う治療はたいへん危険を伴いますし、確実な治療はできません。
心身的障がいをお持ちの方は自己表現をすることが困難であることも多く、不確実な治療たとえば虫歯を取り残していたり、合っていない詰め物をして後々症状が出てきても、それをうまく訴えられないこともしばしばです。
うまく訴えをできないからこそ、普段の歯ブラシが十分にあてられないからこそ、きっちりとした確実な治療が必要と考えております。
     
鎮静麻酔によって患者さまが眠っている間に歯科治療を行いますので、安全かつストレスのない状態で治療を受けることができます。
また1回の治療に時間をかけることにより、一度にたくさんの歯の治療を確実に行うことができます。

麻酔と全身管理は歯科麻酔専門医が行い、安全で自然な眠りに近い状態で歯科治療を進めていきます。
治療終了後、麻酔を覚まして休憩をとっていただいた後、帰宅していただきます。


~定期検診・クリーニングの必要性について~

虫歯や歯周病の予防には日々の歯ブラシは欠かせません。
しかし、知的・身体的障がいをお持ちの方の中には歯ブラシをうまく動かせなかったり、歯ブラシに協力的でなかったりと、日々の清掃を十分にできない場合があります。
磨ききれていないところは、虫歯になったり歯周病が進行してしまいます。
     
口腔内の細菌は循環器疾患、肺炎、糖尿病、また早産・低体重出産などにも密接に関係していることが分かっています。
    
特に知的・身体的障がいをお持ちの方の定期検診は、できるだけ低年齢より継続して受けることが効果的です。
幼児期や小学生の頃から続けて定期検診に通っていると、大人になっても虫歯ができにくく、また虫歯ができても重症化しにくいとされています。

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虫歯や歯周病は重症化すると痛みを伴ったり、治療に時間も回数もかかることになります。
お口の中と全身の健康を保つために、定期的に歯科医院を訪れて、検診・クリーニングを受けることが理想的です。

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